2022年1月11日火曜日

やればできる子の主張


「いいとこさがし」をテーマにした子ども向けの本なんだけど、失敗や空回り続きで落ち込んだ時に元気をもらっている本です。

これまではできない自分を許して受け入れる段階だった状態でした。

でも、最近の私の悩みである「かまってちゃん」「甘えん坊さん」の根っこって何かなと思った時、気がついたことが一つ。

「やればできる自分を受け入れられていないんじゃないか。」ということ。

上手く言えないけど、やればできるってことが、人より多く苦労を背負わなきゃならない思いがどこかにある。
過度に期待をかけられたり、やらなきゃならないことが増えたりする。

そして、できる私がやったことで評価は「当たり前」でしかなく、それがなんかむなしい。
逆に、嫉妬の目で嫌味を言われ、出る杭をして打たれる苦痛。
だから、できる自分が嫌だったのかもなあって感じ。

でもどこかで、できる自分を認めてもらいたいなあって思い。
でも、過度の期待は今は、辛い。
上手く言えないけど、今、できていることについて認めてもらいたい。

教育自体が「できない人」への標準を合わせている世の中。
できない人ができるようになることの成長に感動や美談を作り出している世の中。
いや、できない人ができるようになることは大切だし必要だよ。それは前提。

でも、「できる人」がうざい、生意気、めんどくさいってマイナス評価を食らったり、肩身の狭い思いせず、自己肯定や自尊心として受け入れられるよう、見守る世の中があってもいいと思うなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿