2019年11月30日土曜日

いつかは……。


先日、就労先のお仕事として行ってきた助成金の説明会。
会場が釧路だったので、仲良くさせてもらっている方、地域の有名な活動団体の方の中に混じっての説明会参加でした。

いつか、I am hereの会も法人格を!……なんて、まだ夢の話だな(笑)。
そもそもそうするのかどうかもわからない。(笑)

設立申請に必要な条件、書類。
……いやそもそもNPO法人ってなあに?から勉強だよな。みんな。

私は、いくつかの団体の設立のお手伝いはしていたので、ざっくりとしたことはなんとなく……でも、ほかのメンバーは全く初めて。

活動中のお金の帳簿も「どうやって付けたらいいの💦」以前に、「どうしてつけなきゃならないの??」から始まりました。(苦笑)

ようやく1年たって、ある程度はつけられるようになりましたが、じゃあ、予算決算の書類を作ろうとなっても、これも、「どうして、それを作らないとならないの??」から始まりまして……ようやく周りのアドバイスやネットで調べながら何とか今ようやく、前年度ができそうだという事です。

担当のおふたりさーん、今年度もそろそろ作る準備してねえ~💦
注:人数少ないので、当面、代表が会計監査役をやることになっています。

そうだよなあ。こればっかりは経験があるかどうか。

で、割と、障がい者の団体って、顧問役や相談役として、有識者的な人がいて、そういった指導やアドバイスする人っているんだけど、うちはそういった人がいない。……え?私が頼るの下手なだけ??
(それなら相談乗ってください。特別会員の皆様~💦なんて、ごめんなさい。)

いや、焦るな。続けていれば何とかなるさ。(笑)

学習会の参加の定着ぶりはほんと、うれしい限りだし。
少しずつ始めている当事者向けのプログラムも参加してくれる人から「また、やってほしい。」ってリクエスト来たし。
活動の手ごたえはそれなりに出てるよ。運営のみんな~💛

最初はほんと、何をどうやったらいいかわからないと言っていたり、勇気だして、企画してみたけど、意外と手応えないって落ち込んでしまった運営メンバー。
ほんとこの1年、イベント企画とかの経験がある私の独裁体制みたいな感じで、なんかごめんねだったけど。

来年度はプログラムの中に、個々の得意分野活かせる企画やろうってようやく進めただけでも、それも一歩だよね。
そして、あきらめずに頑張っているみんなに、逆に日々勇気とパワーをもらって、時にはつらいときは励まされています。

ほんと、ここまでこれたのはみんなのおかげです。ありがとう。

そんなこんなで明日からは12月。
学習会の準備、そろそろ本腰です。


そろそろ、予定も見えてくるころ。
参加される方は連絡ください。
詳しくはFacebook・ウェブサイトにて。

I am hereの会 Facebook
https://www.facebook.com/0905iamhere

Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/2403835599861207/

I am hereの会 Web
https://iamhere201809058.wixsite.com/index

2019年11月29日金曜日

そういえば。


「自己紹介してないよね?」という事で、今日は急遽自己紹介でも。

I am hereの会・代表のにぃです。
小さいころから、周囲の人間関係になじめず、変り者・嫌われ者という位置づけで人生の大半を歩んできました。

精神科デビューは高校2年生。
せっかくがんばって入った高校でやっぱり人間関係になじめず、悪口・陰口も言われていたんだろうなと思っていたある日、自分の椅子と机が外に出されていたのを見て、ショックを受け、そこから不登校になったのがきっかけです。

そこから、何十年の間にいろいろな病名はつけられど、いまいちぱっとせず。

ようやく30代半ば、広汎性発達障害、ADHDという発達障害の診断と、気分変調症、摂食障害という精神障害の診断を受け、障害者の福祉サービスを受けながら生きています。

あと専門医から、病気ではないのですが、HSP(Highly Sensitive Person=高度な感覚処理感受性)の持ち主が故の生きづらさも少々あると言われています。
あと、自分としては、境界性パーソナリティー障害、愛着障がいもあるのではないかなと思っています。

これまで、いろいろな人と出会い、いろいろなことを経験してきました。
ある意味、波乱万丈なのかもしれません。

そんな経験を活かしながら、さまざまな生きづらさで困っている人のチカラになりたい。

そんな夢を持っている私です。

2019年11月24日日曜日

ラジオ出演を通して自分の人生を振り返ってみる。


FMくしろにて、学習会の宣伝。
今回は、講師の田川さんと一緒で楽しくできました。
番組のパーソナリティーの田村さんとも2度目。
田川さん、田村さん。ありがとうございました。

なごみの施設で就労してから、ラジオ、新聞、おまけにテレビ。
片隅で意外と映っていたり、出演というカタチになったり、インタビュー受けたり。
※ラジオはなごみ就労前も出たことあるけど。

ラジオ出演も実は人生で4回目。
「人生の中でラジオ出演する人って、あんた、なかなかいないよ💦」と親。

それだけじゃない。
アートの話になるが、アートのコンテストで入賞し、表彰式に電話参加した時なんか、プレゼンターの某・元有名サッカー選手と電話で会話することもあったし。

たぶん、問題なく、いわゆる「ふつう」とか「無難な」人生を歩めていたら、メディアなんかに出ることなかったし、有名人と話なんかすることなかっただろうなと思う。

ただ自分はいまだに独身・子どももいない。
運良く、結婚はできるのかもしれない。
しかし、子宮の病気で婦人科に通っている中で、子どもは難しいかもという宣告は受けた。……まあ、精神系の薬も飲んでいる、年齢も40代だからなおさら。

それでも30代半ばまでは、どうにかして人生の軌道修正を図ることだけに必死だった。
世間一般の人たちのように、フルタイムで働いて家庭を作って……。
必死に必死にもがいていた。

でも、今は違う。

今の人生のほうがなんか楽しい、そう思う。
たくさんの人に支えられて、応援されて、やりたいことやってる。
色々な経験をしている人たちと出会えている。
それは地元のみならず、全道・全国・いや全世界。

私だから歩める人生。
私じゃないと歩めない人生。

生まれてきてよかったなって、ふと。

明日も忙しいので、今日はこれにて。

では、おやすみなさい。

2019年11月21日木曜日

社会や人とつながる場所。


会のメンバーのひろみちゃんが11月から、福祉就労の向けて移行支援で訓練中。
病気を抱えながらの一般就労を退職し、長い間のじっくり休んでいる中でI am hereの会に参加してくれた彼女が新しい道に一歩踏み出そうとしている。

I am hereの会は事務局としてNPO法人 和の就労支援事業所であるシッポファーレを貸していただいていることで、シッポのスタッフさんはいろいろ協力してくれるが、専属となる「顧問スタッフ」や「ご意見番」といった地位の人がいない。

今いる運営会員のメンバー各々の価値観や個性がガチがぶつかり合って、険悪なムードになるときもある。それでもなんとか支えあってきた気がする。

特に、彼女は一番悩んだ一人なのかもしれない。
それでも、前向きで、積極的にいろいろがんばってきてここまでこれたのは仲間としてうれしい限りのこと。

私も、私以外の人たちも何かが少しずつ変化した実感があったりする。

Aさんは、とにかく自分の苦労を聞いてもらいたいという思いの強い、おしゃべり好き。
会のプログラムに参加していくたびに自分が苦労した思いを何度も何度も繰り返して話し続ける。でもあるとき、いつの間にやらある程度話をしたら、落ち着いて相手の話を聞くようになっていた。

Bちゃんは、一般就労を始めた。

Cさんは長く休んでいた福祉事業所の就労を再開した様子……。

などなど、各々多少の失敗や休みがありながらも何かが変化して、一歩を踏み出すチカラになっている。

この変化が必ずしもI am hereの中に参加してだからというわけでもなくて、ほかの理由なのかもしれない。

でも、どこかなにかの「きっかけ」だったらうれしいなって思う。

そして、これからはもっとみんなにとってのなにかのきっかけになれたらいいなって思うようになった。

社会とつながること。
人とつながること。

当事者同士でそれを支えあうこと。
そして、地域の人にも加わってもらうこと。

共生社会の街「くしろ」を目指して。

2019年11月10日日曜日

当事者研究の研修報告



帯広当事者研究会の主催で、当事者研究についてのセミナーがあり参加。

理由は2つ。
1つめは、I am hereでSST実践の感触がよかったので、当事者研究もやれたらいいなという淡い思い。
2つめは、割と今、いろいろな活動を仕事中心にしていた自分が、どうも、視野が狭くなっていないかが不安だったことも多くて、仕事関係者以外の人とも話がしたかったこと。

色々なところで頑張っている人の姿をみたり、話を聞くとそこから新しい視点や元気をもらえることが私は多くて、一時、セミナー通いバンバンしてました(笑)。

実は、私、当事者研究は初めてではないんです。

釧路でも2か月に1回のペースで行われていて、しかも道東の発達障がい・HSPの権威とも言われている(いるのか?)精神科医・長沼睦雄先生が司会進行を行っています。
その最初の時期に行っていたのですが、土・日勤務が割と多い私なので、なかなか日程が合わず、行けずじまいで、そこからフェードアウト……みたいな(笑)。

さて、実際に参加して、深い内容は話せませんが、楽しかったです。
ざっくりいえば、自分自身の悩みや生きづらさ……いわゆる「苦労」が研究テーマのキーワード。「苦労」を持つ当事者が前に出てホワイドボードにイラストや文字を用いて内容を整理していき、それに参加者がいろいろ質問したり、気づいたことを話しあったりしたりするスタイル。(その他にもいろいろやり方はありますが。)

その人その人の苦労もいろいろ突き詰めていくと、面白い発見があったり、時には強みになったり。

今月のI am hereのピアサポート研修にやってみようかなあ。

2019年11月2日土曜日

12月の学習会の情報公開にあたり。


I am hereの会のほぼ、恒例となった、「ワンコイン学習会」。

※そもそも、なんで学習会をするようになったのかといえば……みたいな話は、余裕のある時に、ゆっくりすることにさせてくださいね。

今回、なぜ、田川保信(たがわ・やすのぶ)さんを講師として迎えることにしたか。

田川さんは地元・釧路を拠点に音楽活動をしていらっしゃる方です。
きっと、語ってもらうなら一番いいのは「音楽」をテーマにしたことが一番いいんだろうなあと思ってはいたのですが、定番すぎるのかな~と思ったちょっとへそ曲がりな自分。

「あ!コミュニケーションについて語ってもらうのどうだろうか。」と思ったのがそもそもきっかけです。

理由はそれなりにあるんですよ。
一応、学習会でとりあげようとしているテーマは「障がい」「こころ」「生き方」をメインとしています。
そのなかでも「生き方(ライフスタイル)」「こころ」の部分で「コミュニケーション」は大切な部分だし、私も含め、いろいろカタチで学びたい人がいるだろうと考えました。

そして……。
ある時は、歌手。
ある時は、地元の文化教室のカラオケ教室の講師。
ある時は、バーのマスター。
ある時は、ちはる千春という物まねタレント。
ある時は、福祉施設で利用者さんと一緒に歌を歌ったりお話ししたり。

田川さんは私が見ている中でも、いろいろな顔をもっているんです。
そんな田川さんのエンターテイメント性の豊かさ。

そして、だれに対しても、気さくで優しく声をかけてくださる人柄。
ひとりひとりに対する会話のやり取りも丁寧で、とても面白いと感じていた私。
きっと、多くの人たちと関わっていく中で、田川さん自身がいろいろ考えたり、思ったりした部分があったのかなとも感じました。

だから、様々な場面で多くの人たちとコミュニケーションをとり、つながってきた田川さんだからこそ感じたこと、思ったことをお話しいただけたらと思ってお願いしたところ、OKをいただきました。

本当に感謝でしかありません💛

そして、もう一つ。
やっぱり、歌手の方には、歌って帰ってもらわないとそれもそれでもったいない。
そう思い、今回はミニライブも企画しました。

これにもそれなりの理由があります。
12月は、クリスマスと年末という「誰かと楽しく過ごす。」ことが何気に気になる人には気になってしまう暗黙のルールのある時期。
そのなかで、一人で過ごすことに抵抗を感じ、孤独感を膨らませてしまう人も少なからずいるのも事実です。

そんな人が、参加することで、いつもは一人でさみしい年末だけど、今年は田川さんの素敵な歌声を地域の人たちと一緒に聞くことができて楽しかったなあって思えたら、それも回の役割にもなるのかなとも考えました。

だから、たくさんの人が来てもらえたらいいなと思っています。