2020年11月19日木曜日

福祉の施設に「楽園」は存在しないよ。

 


うちの事業所もべてるやほかの大きな福祉団体には及ばないけど、割とSNSや地元のメディアを使って、取り組み情報の発信なんかは盛んにやっている。

だから、それなりの評価は高いのだろうし、賞賛も受けている。

でも、光が多く受けるところはそれなりに影もできる。
やっぱり、批判的な意見を言う人も多いのも確かっちゃー確かだよな。

現場にいる利用者のワタシでさえも「え~💦」って思うことも、まあ……ありまして。
でも、いろいろ見方を変えて、納得して前に進む日々を繰り返していくうちに、「まあ、ここのやり方だから……。」とか勝手に納得している若干、社畜ちゃんと化しています。

結局、支援の在り方に正しい答えは1つとは限らないんだろうなと。
でも共通して言えるのは、「良い支援をしよう。」という思いはどの支援者さんにもあるんだろうなと。

福祉の勉強をしてあたまでっかちになって批判ばかりしていた自分がここ最近、恥ずかしいなあなんて思えるようになってきたのは、自分の成長なのかなあ(笑)。

ぶっちゃけ、どの施設の支援者さんたちもがんばっていて。
どの施設も素敵な場所で。
どの施設も利用者にとってはかけがえのない場所でしかない。

批判しあうことよりも認め合って、いいなと思えるものを共有し合えることが究極の理想。
……すげーハードル高そうだけど。(笑)

あと、忘れてならないのは結局、一見、問題山積みの施設でさえ。
目に見えない範囲でその場所で「救われている誰か」が間違えなくいるってことだろう。

私も、結局、なごみで救われた。
いや、市内のあちこちの支援者の人たちが救ってくれた。

だから、釧路の福祉に恩返しできる何かがしたいって気持ちがあるんだろうと思う。

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