2019年12月10日火曜日

ウィークタイズのお話。


久々にプライベートモードで、お世話になっている地元の地域活動支援センターへ。
担当職員さんと色々お話してきました。

一時、センターの行事にも積極的に顔を出していたのですが、就労先でのお仕事やほかの活動が忙しくなってしまったり、まあ、ちょっと言えないいろいろなこともあって、なかなか顔出せずにいたのですが、ほかのイベントなどで職員さんから、

「たまには、あそびにきてくださいよ~。」

……なんて、言われてもいたので、ほんと今回は、「時間もできたし!」という感覚でお邪魔しました。
また、ほんと時間と都合があれば、プログラムや行事も参加したいな。


……ところで、「ウィークタイズ」という言葉をご存知でしょうか?

「弱いきずな」という意味の言葉で、アメリカの社会学者マーク・グラノヴェッターが1973年に発表した概念です。
弱いと言っても「緩やかで距離感のある」という意味。

対の言葉となる「ストロングタイズ(強いきずな)」は、例えば、家族や職場。
関係の近い人たちのつながりはもちろん大事ですが、近すぎるが故、過干渉になり、衝突が多かったり、視野が狭くなったりしがち。
しかし、ウィークタイズの関係性をうまく利用すれば、客観的にものが見え、視野が広がったり、第三者的な立場が故の意見の取り入れやすさ、あるいはストロングダイスでは見つけられたなかった、新しい発見や刺激を得ることができる。

そういった意味で、ここ最近、メンタルヘルスやビジネス、ソーシャルワークなどで、このウィークタイズの関係性が重要視されているんだそうです。

私にとって、地域活動支援センターもウィークタイズ的な役割の場所のひとつ。
他にも私は、今までお世話になった事業所や相談支援先とのつながりもウィークタイズな関係を保っています。

個人としても、I am hereの会としても多くの人や団体と「ウィークタイズ」でつながっていけたらいいなと思っています。

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