2020年12月6日日曜日

自分の中の仕事の常識をぶち破れ。~その2~


 最近、お昼ご飯食べたら、散歩してます。とは言えど、周辺ぐるりと3~5分。(笑)
「散歩のうちに入らんだろー。」と仲間に言われましたが、がっつりやりすぎて疲れて午後の仕事に支障きたしたら、意味がないよなあって。

おかげさまで、職場にいる時間も増え、いろいろな人を巻き込んで仕事できる楽しみが増え。ありがたい一方で、ほんのちょっと一人ぼっちになりたい時間もあって。
ほんの少しだけど空を眺める時間は、ほんと癒されます。

今、割と順調と思っていいのかもしません。

悩むことは日々あるけど、まあ、何とかなるみたいな。

この根拠のない「何とかなる」に意外と最近は気持ちを助けられている気がします。

もう、自分の中の常識と呼ばれていたものがいろいろ崩壊したせいなのかも。
その分、仕事や生き方の視野がまた広がったなあと。

そういえば、ひとつ、おもしれ~と思った話題。

「忘れないようにメモをとりましょう。」

最近一緒に仕事しているAさん(仮)。
服薬している薬の影響なんだろうけど、モノを覚えることが若干苦手。
本人も、それを知ってなのか、すごくメモとるんです。
”このデータはこの場所に入っている。”
”SNSに画像を張り付ける前に解像度がいくらになっているかを確認する。”
”最終チェックは……。”
そのほかいろいろ、操作方法まで一生懸命書くんです。

でも、いざ!開始となると。
「ごめん!わかんない。データどこだっけ??」と私のそば。
「え?メモしてたよね??」と私。
大体理由のパターンはだいたい以下の通り。

1.メモしていることすら忘れる。
・「あれ、そうだっけ?(メモを探して)……あ!あった。」
2.書いたんだけど、何をどう書いたのか自分でわからなくなった。
・「なにか、いっぱい書いてはいるけど、どれだ??」
・「これ、なんのときにやることだったっけ??」
3.一生懸命書くことに集中しすぎて疲れて、次の作業がめんどくさくなった。
・「いや、メモ見ろっつったって……。(ブツブツ……。)」

「おいおい!」と突っ込み満載。
一般就労なら、嫌な顔されるか、短気な人ならお叱りモードになるレベル。
かつてのワタシもイライラモード炸裂でした。

でもね。

ある日、それでも一生懸命メモとる姿を見ていると。
「それでも、覚えようって努力はしてるんだろうなあ。」って思いが頭にふと浮かんだ時、不思議と許せちゃって。
「あ、嫌がらずに一生懸命やろうとはしてくれているんだ。」って思えたら、うれしくなっちゃった自分がいました。

成果を求めてしまえば、マイナス要素に見えすぎて、その人の評価を下げてしまうことも、実は、違ったカタチでプラス要素として評価できることも実はあって。

ちょっぴり、自分の仕事に対するキャパが広げられたというか、余裕が生まれたっていうか……ふと、「楽しいな。」って思えた瞬間でした。

この感覚が一般企業にもあったら、障がい者就労に前向きな企業も増えそうなのになとふと、おもいます。

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